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( 2019.10.03 )

   




 店頭に並んだ野菜や果物にシールが貼付けてあるのをよく目にしますが、そこにブランドロゴやバーコードと一緒に記載されいる番号、気になったことはありませんか? 実はこの番号を見れば、果物や野菜が有機栽培なのか、科学肥料を使っているのか、遺伝子組換えなのかを確認することができるのです。 食の安全が叫ばれる今日、注目しておきたい情報です。


  そもそも食品に直接貼ってあるラベルシールは安全なの?

 パッケージ等に貼付けてあるラベルシールの粘着剤は石油系粘着剤が主流です。 しかし、食品に直接貼られているラベルシールに関しては、安全性が確認されているゴム系粘着剤が使用されています。 食品以外にも、乳幼児のおもちゃなどに貼られるシールにも使用されている粘着剤はゴム系です。 一般的なスーパーで売られている食品のラベルシールには、規格基準に従った安全性の高いものが使用されていると考えてよいでしょう。


  ラベルシールに記載されているコード番号の意味は?

 野菜や果物に貼られたラベルシール記載されている4桁、5桁からなる番号は、PLUコード( Price Look Up=プライスルックアップの略、商品価格識別番号 )と呼ばれるものです。 世界共通の番号で、通常バラで流通する野菜や果物などの流通段階での商品管理を行うために用いられ、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南米などでよく使われています。 野菜や果物の品種などの情報を示すPLUコードですが、その桁数や頭に使われている数字を見れば野菜や果物がどのような行程で生産されたかも知ることができます。


4桁で3か4で始まるコード=化学肥料使用。

 

 遺伝子組み換えでこそないものの、生産過程で化学肥料や農薬などを大量に使用していることが考えられます。


5桁で8で始まるコード=遺伝子組み換え作物。

 健康への悪影響が懸念される遺伝子組換え食物(GMO)には注意が必要です


5桁で9で始まるコード=有機栽培。



 殺虫剤、化学肥料無しのオーガニック


 PLUコードの使用は任意であるため、必ずしも番号が記載されているわけではありませんが、今度、バナナ、リンゴ、キウイ、マンゴー、グレープフルーツ、レモン、オレンジ、アボガドなどを買う際には、番号が記載されていたら確認してみるのもいいかもしれません。
 ( PLUコードについては、いろいろな情報がネットに掲載されています )



バーコードについて( 数字の先頭から )
 中国:690~695
 韓国:880
 日本:49・45
ただし原産国が韓国や中国でも、日本でパッケージされた場合や、日本企業が生産委託した場合には意味がありません。

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