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 先日、内閣府の産業遺産情報センターに行ってきました。
 ここでは、国連の世界遺産に登録された、 「明治日本の産業革命遺産」 に関する説明が展示されています。
 アヘン戦争を仕掛けられ、無残に敗れた清国を見て驚愕した日本は、国を挙げて近代化に取り組みます。
 そして、わずか50年で、イギリスが200年かけた産業革命を成し遂げるのです。
 世界遺産に登録された明治日本の産業革命遺産は、九州・山口を中心に全国8県23の資産で構成されています。
 実はこの世界遺産登録、韓国に徹底的に妨害されました。
 今も妨害しています。
 登録遺産に軍艦島こと、端島炭鉱が含まれていたからです。
 韓国人は、端島が強制連行による奴隷労働の島だったと信じたいのです。
 わざわざ映画まで作りました。
 当センターには、端島だけに特化したエリア(ゾーン3)があり、元端島住民のガイドさんがいて、生々しい説明をしてくれます。
 そこには、70名の元住民の証言が掲示されています。
 それによれば、当時は日本人も朝鮮人(半島人という日本人)も分け隔てなく仲良く暮らし、働いていたそうです。
 妻と子供二人を呼び寄せた朝鮮人出稼ぎ労働者もいました。
 地獄の島だったら、わざわざ家族を呼び寄せるようなことはしないでしょう。
 島を離れる日まで、朝鮮出身者だとわからなかったケースもあったそうです。
 韓国人は主張します。
 韓国人は地下深くの劣悪な環境での重労働を強いられ、日本人は地表で楽な仕事をしていた。
 悪辣な差別があった。
 ガイドさんは言います。
 それはあり得ないと。
 なぜならば、危険な場所に朝鮮人労働者だけを送り込めないからです。
 そんなことをしたら大事故が起こって、多数の死傷者が出てしまいます。
 なので、必ず日本人の熟練労働者とチームを作って仕事をしていました。
 また、出稼ぎ労働者が増えると、朝鮮人が経営する朝鮮人労働者向けの遊郭ができ、朝鮮人女性が出稼ぎに来ていたそうです。
 それが軍艦島こと端島の実態。
 しかし、センターを訪れる韓国人観光客は絶対に信じないそうです。
「端島は地獄の島だったんだ!たった70人の証言なんて信用できない!」
「韓国人の方の証言もありますよ」
「そいつは親日派だ。裏切りものだ!」
「では、この島が地獄の島だったという、一次資料を見せてください」
「…..資料はないが、みんながそう言っている!」
 こんなことの繰り返しだそうです。
「何を言っても無駄なんだから、相手にするな」
 とアドバイスされることも多いそうですが、ガイドさんは言います。
「絶対に反論しなければだめです。相手は嘘でも100回言えば、本当になると思っているのですから!」
 その通りです。
 ガイドさんは、情報戦の基本をよくご存じです。
 嘘をつき続ける人たちは、真実はどうでもいいのです。
 どんな嘘でも、周囲が信じれば、それが真実なのです。
 サイレント・インベージョンは歴史のねつ造から始まると言っても過言ではありません。

 もうひとつ例をあげましょう。
 2003年、オーストラリアを訪問した胡錦涛主席は国会で演説し、次のように述べました。
「中国人はオーストラリアのみなさんに対して、当初から友好的な感情を抱いてきました。 1420年代には明朝の遠征艦隊がオーストラリアの岸にたどりつき、その後の数世紀にかけて、中国人は「南方大陸」と呼ばれ、現在はオーストラリアとよばれるこの土地へ海を越えて航海し、住み着いたのです。 彼らは中国の文化をこの地にもたらし、現地の人々と調和して生きたことにより、オーストラリアの経済、社会、そしてその繁栄する多元共存文化に貢献したのです」
 なんと、オーストラリアを最初に発見したのは中国人なんだそうです!
 いったい誰と交流したのでしょうか?アボリジニーでしょうか?
 なぜ、アボリジニーの文化に中国の影響がまったく見られないのでしょうか?
 外国の国会で、堂々とねつ造の歴史を語る度胸はたいしたものです。
 そして、オーストラリアに対する苛烈な サイレント・インベージョン が始まったのです。

 皆さんも、ぜひ産業遺産情報センターに行ってみてください。
 そして、孤軍奮闘するガイドさんを支援して日本を守る情報戦に参加してください。


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